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【PROSPEX】SBDC101とSBDC197どこが違うの?両モデルを比較してみました

こんにちは。
TiCTACららぽーと磐田店スタッフのKです。

ついにSEIKOプロスペックスSBDC197が発売となりましたが
多くのお客様からSBDC101とどこが違うのか?
何が変わったのかとの質問をいただいています。

そこで本日は両モデルを徹底比較してみたいと思います。
購入時の参考になれば幸いです。

では早速レビューしていきましょう。

※今回比較する各モデルの詳細は以下のリンクからご覧いただけます。

ブラックモデルSBDC197の商品レビューは こちら から
ブルーモデルSBDC195の商品レビューは こちら から
SEIKOブランド100周年記念限定モデルSBDC199の商品レビューは こちら から

グレーモデルSBDC101の商品レビューは こちら から

左)SBDC101→159,500 円(税込) 右)SBDC197→176,000 円(税込)

そもそもSBDC101がSEIKO プロスペックスの中でも絶大な人気を誇る
プロスペックスの顔とも言えるモデルの1つです。

1965年に誕生した国産初のダイバーズウォッチのヘリテージモデルとしての
位置づけなので時計好きからはファーストダイバーの愛称で親しまれています。

そんなSEIKOの顔とも言うべき1965ヘリテージモデルに今回新たなモデルが
加わりました。
SBDC197,SBDC195,SBDC199の3モデルです。

今回新たに誕生した3モデルはSBDC101の単なるカラーバリエーションモデルと言うわけではなく若干仕様が異なっています。

左)SBDC101 右)SBDC197

まずはスペックを比較していきたいと思います。

SBDC101
キャリバー:6R35、日差+25秒~-15秒、最大巻上時約 70 時間持続
防水: 200m 空気潜水用防水

SBDC197
キャリバー:6R55、日差+25秒~-15秒、最大巻上時約 72 時間持続
防水: 300m 空気潜水用防水

ムーヴメントが異なるため新たに発売されたSBDC197の方が駆動時間は2時間長くなっています。
80時間を越えてくるとその差は大きく感じるのですが2時間だと体感的にはそこまで大きな差は無いと思います。
精度は変わりません。

防水は新しいSBDC197の方が更に優秀でなんと300m空気潜水用防水。
元々SBDC101の200m空気潜水用防水があれば一般的な日常生活はもちろん
マリンスポーツやスキンダイビング、スキューバダイビングにも十分ご利用いただけるのですが

スキューバダイビング等の使用時により深く、より安全、安心にという意味では
新モデルSBDC197の方が更に優れています。

左)SBDC101 右)SBDC197

続いてはダイヤルを中心にデザインの違いを比較していきます。
SBDC101のダイヤルはチャコールグレー。
1965年に誕生したオリジナルモデルを思わせるこのグレーダイヤルが
ヴィンテージ感があり非常にオシャレなため絶大な人気を誇っているのですが

SBDC197はブラック。同時発売されたSBDC195はブルーと2色展開。

厳密に言えばもう1モデルSBDC199も同時発売されていて
ダイヤルカラーはグレーなのですがこちらのモデルは限定モデルとなるため
今回比較するのはブラックモデルを選びました。

左)SBDC101 右)SBDC197

ダイヤル上で大きく違うのがデイト部分。
SBDCは101は3時位置で窓枠は四角タイプ。

SBDC197は4時と5時の間になり
かつ丸い窓枠になっています。

またSBDC101は窓枠の関係で3時位置のインデックスが一部削れていますが
SBDC197はそのままのため視認性が向上しています。

左)SBDC101 右)SBDC197

ケースサイズはSBDC101が横:40.5mm、縦:47.6mm
SBDC197が横:40.0mm、縦:46.4mm

新モデルの方が1回り小さくなっています。
5ミリというと一般的にはそんなの変わらないよ・・・という声が聞こえてきそうですが
時計界ではかなり大きな違いです。

5ミリの差は写真で見比べても正直伝わりませんが
実際につけてみると大きい方、小さい方どちらが好みかと言うのは
はっきり分かれると思います。

ぜひ実物をつけ比べていただきたいです。

左)SBDC101 右)SBDC197

厚みもやや違います。
SBDC101は厚さ:13.2mm、SBDC197は厚さ:13.0mm

やはり新モデルの方が若干ですが薄くなっています。

左)SBDC101 右)SBDC197
最後にベルトの比較です。

腕周りの長さ自体は変わらないのですが新モデルSBDC197の方が
コマ1つ1つのサイズが小さい為より自身の理想とするサイズ感に
合わせやすくなっています。

ケースサイズやベルト仕様を考えると新モデルの方が
着用感は向上しているかもしれません。

ということでSBDC101とSBDC197を比較してみました。

今回新しく発売された新モデル3型をSBDC101のアップデート版と捉えるかは
微妙な所だと思います。

確かにスペック、着用感からすると進化していると言えるかもしれませんが
そこに16,500円分の差を感じるかどうかはお客様次第です。

そういった意味では今回新モデルが登場したことでSBDC101が下位モデルになったのかというとそうではないと思います。

単純に色の好みや実際に着用してどちらの方が自身にとってよりしっくり馴染むか
で選んでいただければと思います。

とはいってもご来店が難しい方や
お店に行っても店頭に並んでいるのはどちらかだけということも多いと思います。

そんな時はこのブログが少しでもお客様の時計選びの参考になれば幸いです。


お客様のご来店、お問い合わせスタッフ一同心よりお待ちしております。

チックタックららぽーと磐田店

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