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くずはモール店

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腕時計で気をつけることは?【腕時計のメンテナンス】〜腕時計別の注意点〜

 
 
 

ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
 
外出自粛中でお家にいる時間が多い中で、大切な腕時計が壊れてしまっても修理に持っていけないですよね・・・それにもし修理になると結構高額な金額になってしまうのも事実です。
ですので、今回は大切な腕時計を故障から守るため「危険な使い方&注意点」をお伝えします!
 
 
 
危険な使い方&注意点
機械式時計

機械式時計とは多数の機械が織りなすゼンマイ式の時計のことを言います。
昔からある機構でゼンマイを巻いて使うので電池交換を必要としないところがエコで、尚且つ自分でゼンマイを巻いて使用する、このひと手間がとても時計に対し愛着がわいてくるのが機械式の良いところです。
機械式時計の中でも「手巻き時計」「自動巻き時計」と大きく分けて2種類がありますが基本的に気を付けるべき点は同じです。
 
 
❶.磁気帯び・衝撃に注意
→時計は精密機械です。細かいパーツを何層にも重ねて作られていて、衝撃によってはそのパーツが外れてしまって時計が止まってしまう恐れもあります。また磁気帯びに関しても注意が必要です。
 
❷.長期間動かさないのはNG
→使用していなくても1日平均15〜20回程の巻き上げを毎日して、定期的に動かしてあげると機械内部の潤滑油が固まらず長期間ご愛用いただけます。
※ワインディングマシーンを使用するのも効果的。
 
❸手巻き式の巻き上げ時「巻き止まり」に注意
手巻き式のリューズを巻く作業には注意が必要!巻いていると徐々にリューズが固くなっていき限界まで来ても巻き続けると故障します。。。ですのでリューズが固くなってきたらそれ以上は回さないようにしましょう。
 
自動巻きの巻き上げ時、激しく降らない
自動巻き時計は機械内部の振り子が、腕を動かす際の力で回転しゼンマイを回す力を得ます。対して手巻き式はリューズと呼ばれる部分を指で回転させてゼンマイを巻き上げます。振り子を振ってゼンマイを巻く分にはいくら巻いても問題ないのですが、激しく降ると故障の原因になります。
 
 
 
 
危険な使い方&注意点
ソーラー時計

電池交換不要の光で充電する、とっても便利なソーラー時計。
電池交換がいらないのはメリットですが、正しい使い方をしないと突然止まったりしていることがあるのでご注意を!
※止まっていても内部に異常がなければ、再度光をあてると動き出します。
 
❶.充電時に注意
ソーラー時計の充電は蛍光灯や自然光などでも充電可能ですが、基本的に太陽光がオススメです!(ただし、LEDライトは充電不可...)
ほぼすべてのソーラー時計は腕時計の文字盤部分に光を吸収するソーラーセルが埋め込まれています。ですので保管時は文字盤を上に向けておいたほうがいいです。
 
❷.暗い場所での長期間の保管に注意
引き出しの中などの光がはいらない場所に長期間置いておくと充電できないので止まります。一度止まってしまうと再度充電するのに時間がかかります。
オススメは日の当たる窓際に2~3日置いて充電することです。
 
❸もし充電しても動かなければ・・・
上記で説明した要領で充電しても動かない場合は内部の異常もしくは、充電池の寿命が考えられます。また、以前ご紹介した磁気帯びの可能性もありますので、お修理に出すことをオススメします。
 
リンク→腕時計の調子が悪いのは何故?【腕時計のメンテナンス】〜磁気帯びについて〜
 
 
私もソーラー時計を持っていますが、文字盤をしっかり上に向けて部屋のライトが当たる所で保管しています!購入から1年経ちますが、部屋のライトを当てているだけで十分充電されて止まることなく動き続けていますよ〜!( ^_^)/~
 
 
 
危険な使い方&注意点
電波時計

電波時計は正しい時間の電波を受け取り自動的に時間を修正してくれる優れものです。
よくソーラー機能と合わせて搭載されている場合が多いです。ですので上記のソーラー時計の注意点も併せて気を付けるのがベターです。
 
❶電波時計も保管場所に注意!
電波を受信するシステムなので、地下など電波の届かない場所での保管は避けてましょう。
 
❷衝撃・磁気帯びには気を付けて
腕時計全般に言えることですが電波時計は衝撃により、電波受信の「基準位置」というものがズレることがあります。そのままだと正しい時間を示しません。また、磁気帯びにより正しい時間を示さないこともあります。
 
※当店では電波時計の基準位置のズレによる問い合わせが増加しております。腕時計は精密機械ですので強い衝撃には十分ご注意ください。
 
 
 
危険な使い方&注意点
電池式時計

一番、一般的に普及しているのがこちらのタイプ。
電池を動力としているので機械式のように定期的なゼンマイの巻き上げが不要、機械式より時間の精度が良いなど様々なメリットがあります。
 
❶.電池が切れた時は注意
電池が切れたまま長期間放置してしまうと、電池の液漏れや潤滑油の劣化で内部の機械が故障する可能性がありますので止まった際はなるべく早く電池交換をオススメします。
ご自身で電池交換できる工具&スキルをお持ちなのであれば、ご自宅で電池交換をしてしまう・・・という方もいらっしゃいますが、そういった専門的な知識や工具をお持ちでない方は専門店に出すのが無難です。
 
❷磁気帯び・衝撃に気を付ける
全ての時計に共通で注意が必要です。
 
 
 
 
ちなみに!
チックタックでは
腕時計の修理も承っております。
G-SHOCK.BABY-G.SEIKO.CITIZEN
FOSSIL.BERING.Daniel Wellington.
KLASSE14.LUMINOX.HAMILTON..など
お取り扱いしておりますので、異常があれば休業明けに一度店頭にお持ちいただければと思います。
 
 
 

以上、『腕時計の危険な使い方&注意点』でした。
どのタイプの腕時計もそれぞれ正しい使い方をすると長くご愛用いただけます。大切な腕時計を壊してしまわないよう日々少しのことを気を付けていきましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  • Category:くずはモール店
  • Date:05.05.2020