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連載コラム/ガンダーラ井上の「時計 なんて、時計だって」 #021 独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

#021  独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

この腕時計は、クロノトウキョウという知る人ぞ知るブランド。2018年に初号機を発売するや否や完売。2019年の春に登場した第2弾も同様でした。今回発売されるクロノトウキョウ『クラシック』は、前作で達成できなかったディテールの向上を果たしたバージョンアップモデルです。

#021  独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

浅岡さんは世界に十数名しか存在しない、時計の部品をゼロから作り上げる独立時計師。当然その作品は希少なものですから、仕上がり次第オーダーされた方へ納品されてしまう。だから自分で普段使いの腕時計が欲しい。というピュアな欲望からクロノトウキョウは生み出されたものだそうです。それゆえ全体の設計からパーツのディテールに至るまで、作家個人の思想と趣向が注ぎ込まれているのです。

#021  独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

クロノトウキョウに使われる3つの針は、もちろんオリジナルのデザイン。それぞれのシェイプが響き合う素敵な意匠です。名品と呼ばれる万年筆のペン先とか、世界の一級品が放つ空気感みたいのものを感じます。もちろん打ち抜きの金属そのままではなく、短辺側に曲面を描いて研磨してあるので、光のニュアンスで立体感が出てきます。

#021  独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

ダイヤルも平面ではなく、わずかに膨らんだボンベダイヤルという贅沢なスタイル。そこに立体的なインデックスが植え込まれていることに加え、ダイヤルが2トーンで彩色されているのにも注目! ここが前作ではコストの関係で成しえなかったポイント。やはり腕時計の顔といえばダイヤルですよね。何だか1960年代のスイス製機械式腕時計と対面した時のような“エモイ”感じがします。

#021  独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

ダイヤルが腕時計の顔ならば、ベルトとつながるラグの部分は脚ですよね。トラディショナルな形態を踏まえた見事な曲線美に見惚れてしまいます。こういう角度で腕時計を見るのは装着する瞬間だったりするのですが、やはり“エモイ”です。きれいな形が際立つのは、鏡面仕上げのクオリテイが抜群だから。

#021  独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

リュウズには奇をてらった部分はなく、定規とコンパスしか存在しなかった時代でも作れる形態ですが、こういう基本的なことをしっかりやり遂げることこそデザインの要諦なのだと思います。見た目だけでなく、手の甲にも優しい。

#021  独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

裏蓋には、TiC TACプロデュースとの刻印が。ふっくらとしたスタイルでゆるい曲面で構成されているので装着した感触が良いです。裏面をスケルトンにするとガラスが肌に触れて装着感を損なうため、あえて採用していないのだそうです。※サンプルのため裏蓋下部の附番は現物と異なります。

#021  独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

クロノトウキョウ『クラシック』のカラー展開は2色。クールなスティールグレイもいいけど、こちらのブロンズカラーのツートーンは1960年代の名作腕時計が50年以上の時を経てデッドストック状態で倉庫から発見された!みたいな妄想ドラマを感じさせてくれて何だかドキドキします。

#021  独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

ケース径は37mmと、伝統的な腕時計のサイズ感から逸脱することなく日常を共に過ごしていくのに好適。上質なクロコダイルのベルトが付属します。ミッドセンチュリーの機械式腕時計を連想させる紙製の貼り箱も雰囲気抜群です。この腕時計を、毎日を上質に過ごす友として使えたらハッピーですね。

#021  独立時計師・浅岡肇氏が設計した CHRONO TOKYO CLASSIC

CHRONO TOKYO CLASSIC 各¥240,000+tax(生産数:各色100点) 2回目入荷分各色20点を、1月22日(水)11時よりTiCTACオンラインストアで販売します。>>>詳しくはコチラ >>>ONLINE STORE

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