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連載コラム/ガンダーラ井上の「時計 なんて、時計だって」 #19 渋谷PARCOオープン記念限定モデル STOWA フリーガー Verus 40

#19 渋谷PARCOオープン記念限定モデル STOWA フリーガー Verus 40

この腕時計は、ドイツの腕時計ブランドSTOWAのフリーガー(パイロット)ウォッチVerus 40のスペシャルモデル。渋谷パルコのリニューアルオープンに合わせ限定30本が製作され、ドイツから日本に運ばれてきました。

#19 渋谷PARCOオープン記念限定モデル STOWA フリーガー Verus 40

STOWAは第二次世界大戦時にドイツ空軍へとパイロットウォッチを正式納入していた実績のあるブランド。そのクラシカルな航空時計のスタイルを受け継ぎつつ、ディテールを現代的にアップデートしたのがVerus 40。左にあるスタンダードタイプは国際的な工業デザイン賞のレッド・ドット・デザイン賞を受賞しています。

#19 渋谷PARCOオープン記念限定モデル STOWA フリーガー Verus 40

渋谷パルコのスペシャルモデルは、STOWAを運営する時計師のシャウアー氏がTiCTACの依頼を受けて特別にデザインしたもの。2019年11月22日のオープニング当日には渋谷パルコTiCTACの店頭に本人が登場。そのコンセプトを語ってくれました。

#19 渋谷PARCOオープン記念限定モデル STOWA フリーガー Verus 40

ベースとなったVerus 40は、伝統的なパイロットウォッチを基本としつつダイヤルの数字は丸く太めに、針も全面に蓄光塗料が塗られるなど視認性を上げているのが特徴。その部分につや消しブラックをあえて施すことで全体的にマット&ステルス感のある外見に。でも、暗いところだと時間がわからないかも?

#19 渋谷PARCOオープン記念限定モデル STOWA フリーガー Verus 40

まさか見えないよね。と思いつつ真っ暗にしてみれば、つや消しのインデックスと針が光を発しております! 蓄光塗料の上にマットブラック仕上げをしてあるので、光量はごく控えめですが時刻が読み取れるんですね。これはちょっと驚きました。

#19 渋谷PARCOオープン記念限定モデル STOWA フリーガー Verus 40

今回のスペシャルモデルは、黒と深いグレーの微妙なトーンの差を文字盤デザインに取り入れることで現代の渋谷っぽさを表現。ググッと寄って見てみると、インデックスや数字が盛り上がっているのがわかりますよね。この立体感が重要で、無彩色のトーンの中にインデックスや数字の輪郭を浮かび上がらせます。

#19 渋谷PARCOオープン記念限定モデル STOWA フリーガー Verus 40

裏蓋はスケルトンになっていて、ムーブメントの動く様子が観察できる仕組み。Verus 40は、機械式腕時計を初めて使うユーザーにも手に入れやすい価格設定になっていますが、品質的には何ら妥協していないそうです。機械の整備性も高いので、メンテナンスは日本の時計職人さんに任せても大丈夫とのこと。外装に関しても同様の配慮がされているそうです。

#19 渋谷PARCOオープン記念限定モデル STOWA フリーガー Verus 40

これは、いわゆるサテンフィニッシュと呼ばれるサンドブラストを用いたもの。ムーブメント同様、外装のリワークも日本で行えます。シャウアー氏によると、同じサンドブラストでもVerus 40は下地の研磨がしっかりしてあるから明るく仕上がっている。だからピュアな素材感が出るとのこと。まさに実用の美を感じる渋い光沢です。

#19 渋谷PARCOオープン記念限定モデル STOWA フリーガー Verus 40

ケース径は40.0mmと、程よくトレンドを取り入れつつ大きすぎないサイズ感。3時位置のリュウズは伝統的なスタイルを現代的にアップデートしたデザイン。刻み目の仕上げが上質なので、手の甲に当たってもストレスをあまり感じないのも好印象です。
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